いよいよ兄貴の出番です。
それにしてもHELLSINGのオフェンス、尻が重いこと重いこと…(笑)
ルークは自信たっぷりなコトをいうだけあって、スピードが売りのご様子。
一方、執事・婦警は、ヤンの尋問途中でグールと化したHELLSING機関のメンバーに気付いて動揺。その隙をつかれて会議場へのヤンの突入を許してしまうのですが、結局円卓会議メンバーの12人対1人の集中砲火でこれを阻止。(やればできるということですな♪)
再び地下では…
アーカード、やっとイスからお尻を上げて、ルークをカテゴリーA以上のバンパイヤと認めて拘束制御術式1〜3号を開放。いきなりパワーアップ・クラスチェンジです。
しょっぱな「百目」状態というか「アルゴス」状態。
(ちなみに「ヘルメスの鳥 3」でも触れていますが、アルゴスはヘルメスに暗殺されており、『オデュッセイア』でもヘルメスは「アルゴス殺し」の異名を持って登場します。文献3第一歌他)
さらにアーカードの体は崩れて双頭の犬は飛び出す、ムカデもでてくるとまぁにぎやかなこと、にぎやかなこと…
もともとバレンタイン兄貴の方は、回避能力はあっても、攻撃力はイマイチでしたから打倒アーカードをねらっていたにしては、ちょっとお粗末だったので「これで勝負は決まり。」というわけです。
ところで、ブラム・ストーカー版にはドラキュラ伯爵が昆虫では蛾を操るようなことは書いてあるのですが、ムカデに関する記述はありません。
この「アーカードからムカデうじゃうじゃ」というのは、ヒラコーオリジナルなのかもしれませんが、私は密かに、百目と百足の「百」つながりじゃないかとにらんでおります。
(次回へ続く)