冒頭、ベルナドットさん「クソ!!」を連呼してます。
完全に遅れ取ってる上に、あの状況…無理もありません。
扉絵はリラックスして『月と6ペンス』を読む執事さん。(手にしている本、縦書きなんでしょうか??)
そして本編…リオの模様を観戦していたミレニアムのトップとおぼしき少佐と仲間達ですが、いよいよアーカードが手に負えないのでトバルカイン・アルハンブラに出撃命令が出ます。
「思う様にらちを開けよ」
余談ですが、現在では「らちがあかない」という方が多いと思いますが、もともとは「らちがあく」という使い方が一般的だったようです。
「らち」とはもともと馬場の囲いの柵のことらしいのですが、これがどういうわけか「けり」みたいな意味で使われるようになり今日に至ります。
ですが「あく」は漢字では「明く」とかくのが一般的ではないでしょうか?少佐のセリフは単なる誤植か、それとも本来の「柵」の意味をふまえての選択なのでしょうか…??
さて、突入部隊は退却するのですが、走って逃げる部隊を追うアーカードは決して走らず、余裕で途中お食事までしています。
これで逃げ切れないなんて、これはもう悪夢(苦笑)
ようやくエレベーターに乗り込んだもののホテルのフロントの眼鏡クン同様、アーカードの目力にやられたリカルドくんのご乱心のおかげで、映画「ターミネーター2」よろしく、エレベーターはこじ開けられて結果、部隊全滅。
(このためにわざわざ最上階スイートに宿泊したとしか思えません…)
そしてホテル前でのデモンストレーションがあの「くしざし」です。
やはりアーカード=ドラキュラ伯爵=ウラド公(串刺し公)ということでしょう。
そして「かかってこい」といわんばかりのアーカードの極上スマイルに少佐も大喜び〜♪というところで次回へ…