対バレンタイン兄弟戦の犠牲となった職員の葬式の後、本部再建と、ヤンの残した「ミレニアム」という言葉の調査報告の場面。
インテグラとウォルターが執務室で「あーでもない、こーでもない」とやっております。
このふたり、とっても息ぴったり(?)ですよね〜。というか主人と執事という割り切った関係にはちょっと見えませんよ。
このふたりの「作戦会議」このあとにも登場しますが、ホント好きな場面です。
ここで人員補充のために投入されるのが「ワイルドギース」
直訳するなら「野生のがちょうたち」ですが、元々は特定の傭兵集団をさした言葉。それが現在では傭兵集団全般をさしているようです。
で、皆様ご対面。
ベルナドットさん、最初は眼帯してないのね。
帽子の「BRITANICA COWBOYS」って今回のチーム名なのでしょうか??そもそもイギリスでカウボーイって…レニングラードカウボーイズじゃないんだから…(笑)
さらに背中のロゴ。
「LIGHT HERE LIGHT NOW」は多分本来は「RIGHT HERE RIGHT NOW」じゃないかなぁ。(「まさにここで、今すぐに」ぐらいの意味。)
「GUN HO」はおそらく「GUNG HO」。意味はというと「つとめに励む」といったところ。語源などはこちらをどーぞ。(ロートルもそうですが、コチラも元々は中国語みたいですね。)*
そういえば『トライガン』ででてくるのが「GUNG-HO-GUNS」だったっけ。
傭兵さん、正規軍じゃないので御衣装も結構まちまち。実際もこんな風情なのでしょうか。
そこへインテグラ登場。業務内容(?)の説明とともに、
「詳しくはブラム・ストーカーを読め」とのお達し。
これは読者に対してのメッセージでもあります。
ぜひともヘルシングスキーは読むべし!!
読めばたちまち、HELLSINGの旨味倍増まちがいなしっ!!
(ただし文献1はメチャクチャ誤訳多いです。文献2は文章は丁寧な翻訳ですが、その分文章固め。私の場合、最終的には文献1+2ときどき3でした。)
ここで、ヘルシング機関が100年前に設立されたことが語られていることからも、やはりヴァン・ヘルシングが初代ヘルシング卿としてヘルシング機関を創設したようです。
そしていよいよ、吸血鬼代表婦警お披露目。
背景はいわずとしれたニセ・鳥山明ワールド(笑)
(悟空、最初、桃太郎侍かと思ったよ…汗)
セラスのデコピンは、ベルナドットとのファーストコンタクトなんですよね。後々の展開を思うと感慨深いものですが、基本ギャグです。
ここへ、アーカードと執事合流。
ヴァチカン特務局第13課イスカリオテ機関からのお手紙がとどいたところで、次回へ…
*追記 後日あらためて映画『フルメタルジャケット』を鑑賞。
GUN HO(ガンホー)は、海兵隊のかけ声でもあるようです。
ちなみに字幕では「闘魂」という訳をあててました。
(20101217)