(それでは、再びコミックに話をもどします。)
拘束制御術式1〜3号開放でパワーアップのアーカードの前にボロぞうきんなバレンタイン兄。
アーカードは、着ていたコートもシャツもタイも消えて、10年前に地下階でインテグラによって発見された時の御衣装です。おそらくは拘束衣ということなのでしょうか。
既に戦意喪失の兄貴に対して「ハリー」を連呼するあの一連のセリフは、ちょっとしびれましたよ(笑)
「ハリー」の連呼は子どもに対する「しつけ」のイメージ。
第3話での「教育してやろう」というアーカードのセリフは第2話のウォルターのセリフと対をなして、ここにつながってくるわけで、やっぱりセリフ回しのすばらしさが光ります。
で、兄貴に「化け物」とよばれてあの表情ですよっ!!!
自分でいうのは構わないけど、ヒトにいわれるときずつくということでしょうか、兄貴地雷踏んだようで、その後瞬殺。
そのままオフェンス、上階のディフェンスチームと合流するのかと思いきや、結局現れないんですよね。
ヤッパリこのオフェンス尻が重い…(笑)
一方その頃、婦警さん元ヘルシング職員に襲われています。
こちらもミディアンスイッチON!!!バッタバッタとなぎ倒すわけですが、それをみてインテグラが止めに入ったところで、スイッチOFF。
チェーダース村などでの、あのでかい態度が嘘のような、インテグラの狼狽ぶりは、ちょっと違和感なくもないですが、ヘルシングの職員は彼女にとっては「家族」だったということなのでしょう。
一連の事件の黒幕をヤンに問いただす中で、ヤンは焼却処分。
「ミレニアム」というナゾの言葉と、グール化した職員だけが残されます。
そして、アイランズ卿の指示によりインテグラが「後始末」をするわけですが、今回のこの事件では「教育」というのが一つのキーワードだったわけですが、バレンタイン兄弟たちはもちろんのこと、インテグラもまた「指揮者」として、「主(あるじ・マスター)」としての道を教育されたといえます。
それにしてもアイランズ卿…ウォルターにも直接指示を出すとは一体何者なんだ???
そして、シルエットの黒幕。
指揮官殿万歳!!でひとまず幕。
本日の教訓「亀の甲より年の功」(ギャフン!!)