ひさびさ平野耕太『HELLSING』精読再開〜♪
カバー折り返しのザクレロをまず鑑賞(笑)
ガンダムファーストの「へっぽこできそこない三つどもえ大戦」(勝手に命名)に思いをはせつつ…
円卓会議のシーンから。
イギリスといえば円卓ははずせませんね。シャドーキャビネットなんてある国のさらに裏の組織です。そこで紅一点インテグラが吸った葉巻は…
まったくの創作なのでしょうか、モデルはよく分かりませんでした。
(しかもあの箱の詰め方…詳しい方に是非ご教示願いたいです。)
さて 、イギリスでは吸血鬼事件はこれまでもぽちぽち起きていて、ヘルシング機関はこれに対応してきたわけですが、鎮圧にあたる実動部隊は、実際これまではアーカードだけ、ヘルシング機関のメンバーも後で明かされますがロンドン本部だけで96人と、まぁ巨大組織とは程遠い規模で、充分対応可能だったということですね。
ところがここにきて急増した吸血鬼事件は、自然発生的な従来の吸血鬼事件とは様々な点でことなり、さらに裏で操るものの存在の可能性をインテグラが報告したことで議場騒然。
一方その頃地下では、ウォルター・セラスの漫才が展開されています。
(このコンビ大好きだ〜♪)
このなかで、「生まれた地の土のカンオケで寝なければ力が弱まる一方だ」というアーカードのコメントが出てくるのですが、これはブラム・ストーカー版に出てくるお話。(つまりHELLSINGのおよそ100年前)
なにしろ彼の地から侵略を目論むドラキュラ伯爵が、イギリスに持ち込んだのが自分の城の地下の納骨堂の土、木箱にして50箱!!(文献第4章ほか)これをロンドン市内にばらまいてあっちこっちに基地を作る計画だったのをヴァン・ヘルシングをはじめとするグループに阻止された経緯があります。
木箱といっても、真四角で、伯爵が長々と横になれるというのですから、かなりの大きさ。土がはいってて、その上に伯爵寝てました。
セラスのカンオケにも、底にはふるさとの土が入っているということなのでしょうか?
そして、相変わらず血を飲むのをしぶるセラスに、アーカード容赦しません…と思いきや、落ち込むセラスをみて、すかさずフォロー(笑)
なんですか、旦那ってばおやさしい♪
ここで新アイテムご紹介。アーカードにジャッカル、セラスにハルコンネン。詳しい仕様は私にはまったくわかりませんが、「どうもスゴすぎるぞ…汗」ということだけは理解。
「パーフェクトだウォルター」「感謝の極み」というアーカードとウオルターのやり取りもヤッパリカッコいい!!
…と、ここで裏門にバレンタイン兄弟登場。
アーカード・インテグラ・ウォルター、そしてバレンタイン兄…
マル眼鏡率たかしっ!!しかも登場人物ほぼ全員手袋着用!!
(円卓会議のメンバーがひとり素手だった…おしいっ!)
一体どういうこだわりなんだーっ!!(笑)
ということで、長くなるので、続きはまたあした〜。