昨日ようやっと、ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』を読み終えたので、ぽちぽちと平野耕太『HELLSING』を精読していきたいと思います。
思いつくまま、なかば自分のためにメモるので、いろいろ不備もあるかと思いますが、そこはよそ様のサイトなりで、補って下さいませ。
なお、当然のことながらネタバレにつき、ご注意を!!!
舞台は英国北部の小村チェーダース村6月14日水曜日…
チェーダース村は実在する村の名前じゃないみたいですが、
まあ序章は田舎の小さな村からはじまった…ということで。
「6月14日水曜日」というところから、おそらくは2000年が舞台。
そして7月5日
満月の夜にグール発生に伴いヘルシング機関投入…ということになっているのですが、
さすがに月齢はフィクション。
アーカード登場。
この名前だけでピンと来る人は、ピンと来る。
DRACULAの逆さ読み=アルカードが名前の由来らしい。
この回、タイの下にフリフリフリルが!!!(P27)
インテグラ登場。
この時だけシガレットです。SIPRIANYという銘柄。イギリス製のSOBRANIEのもじりかな?
葉巻が印象的な彼女だけにめずらしい。
全体として、絵が不安定で、ひずみがキツいです。
人物の顔とか全体に左にゆがんでるし、セラスの顔もまだまだ定まっていないカンジ。
しかも最初に銃撃受けてアーカードの左腕がもげたはずが、地面に落ちるのは左腕だったりと、突っ込みどころ満載です。
…が、しかし初回から、インテグラの役人に対する啖呵といい、セリフがいいです。
ブラム・ストーカー版では、吸血鬼に何度も血を吸われていくうちに、しだいしだいに吸血鬼化が進行するという設定。牙もだんだんと尖ってきて、最初のうちは子どもしか吸えなかったりするのですが、セラスはいきなり牙生えちゃってます。
ただ、吸血鬼化は『HELLSING』でも徐々に進行するという設定。
このあとに乞うご期待といったところでしょうか。
(20130124) 旧Top絵にいらすと差し替え。