話は前回から10年前にさかのぼり…
ヘルシング卿臨終まぎわ…
まだあどけなさがのこるインテグラに当主の座を譲ることが引き金になって、ヘルシング卿の死の3日後にはおじさんに命をねらわれるはめに…
おじさん、20年我慢してた…ということで、ヘルシング卿が20年前に当主になったこと、それと同じ頃、地下を閉鎖したことがあきらかになります。
で、以前言い含められていたことを思い出して、ワラをもつかむ思いでインテグラは地下牢へ…
ここでアーカードとインテグラご対面です。
壁に拘束衣ごとはりつけたような状態だったのが、気がつくとはずれてたりと、そのへんはさておき、お約束通りの展開で、インテグラの血を頂戴したアーカードはカラカラ状態からみごと復活するわけですが、この回アーカード髪の色が違います。
モノクロなので、よく分かりませんがたぶん白髪か金髪。
吸血鬼というと、ブラム・ストーカー版のルーシー(ミナ・ハーカーの親友)が、元々金髪だったのが、吸血鬼化したら黒髪になっていたことを考えると、元気な吸血鬼は黒髪が基本かとっ!!(笑)
あ、でもセラスはちがうか…
それからアーカードの手袋のプリント…右左違うんですよね(P54)
連載初期は設定が不安定ってことでしょうか…?
そういえばアーカードのつづりが判明。
ARUCARD…まるっきりのドラキュラじゃないですね(笑)
結局、インテグラが自らおじさんを射殺するわけですが、当主の座を自分の力で勝ち取るというのは、これは男ぷりのいい(笑)インテグラには絶対必要条件!!
主人たるもの政治家ではなく、君主ですから(力説)
血まみれもいといませんです。
ラストは軽くお笑いでシメですが、まぁ物語もまだ序盤ということで…
ところで本日、図書館から『ドラキュラ完訳詳注版』(新妻昭彦・丹治愛訳 水声社)を入手!!『ドラキュラの客』もおさめられているこちらをまた、ぽちぽち読む予定♪