ミレニアムの降下部隊は、単身のインテグラに群がります。

ロケット砲(パンツァーファウスト*)まで打ち込まれ、直撃こそ免れたものの車は大破、いよいよ追いつめられても、インテグラはまだ敵の首を落とし反撃しますが、いかんせん多勢に無勢。

2巻のころのインテグラを思えば、たくましくなったものです(笑)

とはいえインテグラ、かなりピンチです。

吸血鬼たちは「あきらめろ人間」と言ってさらにつめよるのですが、インテグラは、吸血鬼は「人間でいることに耐えられなかった」ばけものだと、これを一蹴。「人間をなめるな ばけものめ 来い 闘ってやる」って、もう、鼻血出していようが、何しようがインテグラむちゃくちゃカッコよいです。

ここにアンデルセン神父、ぶつぶついいながら乱入!!(何を言ってるのやらp55できっと聖書の文句唱えていると思うのですが、字がよめん…)ハインケルと由美江も登場です♪

さすがのヴァンパイアーズも、アンデルセン神父にはビビりまくり。

神父、ミレニアムでもその名を轟かせているようです。

読んでるこっちも、かなりびびりますけど…もう聖職者になんか見えませんから…(笑)

とにかく神父はインテグラを敵として、倒すべき相手として「認めた」模様です。

ラストの「貴様らは震えながらではなく藁のように死ぬのだ」と言うアンデルセンのセリフですが、当たり前のことですが、ここでいう藁は「麦わら」のこと。イネと違って収穫は夏ですから、夏の日差しですっかり乾燥している状態。

おそらく震えるまもなく、「さくさく殺っちゃうぞ♪」と言うことなのでしょう。

アンデルセン神父の決めポーズもまぶしくきまったところでひとまず、おしまい。


*パンツァーファウストは第二次大戦中ナチスドイツで普及していた、対戦車兵器で、ひとりで複数本携帯可能だったために、ひとりで戦車に立ち向かえると言うスゴい兵器。(ウィキより)でも半世紀前の兵器と言う意味では時代遅れともいえます。

 

6巻第3話  

11/02/03

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